ゲーム依存症

ゲーム依存症(ゲームいぞんしょう)、ゲーム中毒(-ちゅうどく)とはゲーム(特にテレビゲーム)に没頭するあまり睡眠時間の減少や疲労などによりゲームに関する事柄以外の生活面に悪影響を及ぼしたり、人間らしい生活を営むことが困難になる症状をいう。

テレビゲームでもネット上で不特定多数の者とプレイできるオンラインゲームに関してはオンラインゲーム依存症という言葉も存在する。

海外でもゲーム依存症に関する問題は深刻であり、ゲーム依存症のリハビリを専門とする施設が作られている国も存在する。

オンラインゲーム依存症

近年、コンピュータネットワーク(インターネット)へと依存し、会社・学校などに行けなくなったインターネット依存症、ことにコンピュータゲームの中でもネットゲームといったようなものに熱中するあまり、これらゲームに過剰な依存状態を示す人間が存在する。

韓国や中国では、10代や20代の人間が寝食を忘れてゲームに熱中し過労死してしまうという事態も発生している。これに関しては中国国内でも社会問題化しており、2006年7月には国家主導によるオンラインゲーム依存症防止プログラムが導入されることが報じられている。

ただ、この問題はオンラインゲーム自体が病因として指定されているわけではなく、インターネット上のサービス全体に絡んで扱われる傾向がある。本項では主にオンラインゲームに於ける過度の熱中をユーザーサイドから見た現象を説明する。疾患としての依存症に関しては、インターネット依存症の項を参照のこと。

「ネトゲ廃人」

MMORPGにおいて、キャラクターに経験値を稼がせてレベルアップを繰り返したり、装備を整えたりするためには、通常のコンピュータゲームとは比べ物にならない膨大な時間と労力を消費しなければならないことが多い。

このような特性を持つゲームにおいて、ひとつのゲームに重度にのめり込み熱中するプレイヤーのことを、薬物依存症による廃人になぞらえて「ネトゲ廃人」ないし「オンラインゲーム廃人」、「○○(ゲーム名)廃人」と呼ぶことがある。彼らの「日常的に非常に過密かつ長時間のプレイを行う」プレイスタイルは「廃プレイ」とも称される。なお、通常のオフラインのコンピュータゲームであっても、同様のプレイスタイルを持つ者には「廃人」の言葉が用いられることがある。

基本的には多分に揶揄と自嘲的な意味合いを持った蔑称であるが、尊称として用いられる場合もある。

「ネトゲ廃人」は他者よりもより多くの時間、さらに言えば私生活の大半をゲームのプレイに費やす事から、キャラクターの強さを示す「レベル」や「装備」が、廃人ではない一般的なプレイヤーと比較して高くなりがちになるというプレイスタイル上の特徴を持っている。その性質ゆえ、FPSや一部MMORPG(FPS寄りで対人主眼のゲームやレベルの上がりが比較的早いライト向けのゲーム)などの「レベル値に全くあるいはほとんど価値がない」「レベル値よりも操作技能などのプレイスキルが重要視される」ゲームでは発生しにくい傾向にある。

とはいえ、ゲームを進行させる上での有利・不利や「ゲーム世界のトッププレイヤーを目指す」という点では全く関係のない要素に入れ込んで、「ネトゲ廃人」に成り果てるケースも存在する。